マルセロがレアル新加入選手たちに言及「最も重要なのは…」

レアル・マドリーで14シーズン目を迎えるDFマルセロが今季への意気込みや新加入選手について語っている。クラブ公式サイトが同選手のコメントを伝えた。

 マルセロは2007年1月にフルミネンセからレアルへ加入し、これまでクラブ通算486試合に出場。20個のタイトル獲得に貢献している。今季で在籍14シーズン目となるブラジル代表DFは『レアル・マドリーTV』で「僕は世界最高のクラブにいるという夢を叶えていると常々言ってきた。今季は僕の14シーズン目であり、入団した時と同じ希望を持っている。それは決して変わらないよ」と心境を語った。

 現在モントリオールで行われているトレーニングに関しては「ここ数日間の評価はいいものだ。これまでの全てのプレシーズン同様、ハードな練習だ」と手応えを示し、「僕たちの目標は仕事にしっかりと取り組むこと、そして全てに向かって戦えるようにここで全力を尽くすことだ。もし僕たちのフィジカル面がよければ、それはシーズン全体を大きく助けるものになるだろう」と話している。

 レアルは昨季、3連覇中のUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)でベスト16敗退の憂き目に遭うなど、9年ぶりの無冠に終わった。「僕たちは全てに勝てるように大きな希望を持って臨んでいるし、シーズン全体を通じてうまく継続できるようにしっかりと練習をするという意欲を持っている。僕たちはサポーターに喜びを与えられるようにプレシーズンに必死に取り組んでいるよ。目標は全てに勝つことだ」。マルセロはタイトル奪還に意欲を燃やしている。

 また、今季から新たに“銀河系軍団”へ加わった選手たちについても言及した。今回の北米ツアーにはFW久保建英をはじめ、MFエデン・アザール、DFフェルラン・メンディ、FWルカ・ヨビッチ、FWロドリゴゴエスら新加入メンバーが帯同している。

 マルセロは「僕は常にピッチ外でみんなを助けられるように努めているし、それが自分たちのうちでみんながいい状態でいるために最も重要なことだよ。僕はできる限りの方法で彼らを助けるためにここにいる。僕だけでなく、セルヒオ、カリム、ラファ、ナチョなどもね。僕たちはここに長い間いるし、若い選手たちを助けるためにいるんだ。なぜなら彼らはレアル・マドリーの未来だからね」と新加入選手へのサポートを誓った。

ゲキサカ参照